京都での立ち食いそば屋さんでのお蕎麦。
特に特別なお蕎麦じゃないんだけど、河原町や三条に行くついでがあるとほぼ寄って食べる「都そば」のお蕎麦。
おやつ感覚で美味しい、つるっとさくっと軽く食べられるのがいい。
お店に寄ろうかどうか迷って一瞬店の前を通り過ぎて、やっぱり寄ろう!
のれんをくぐって何食べるかを即決める楽しさ、やっぱ天ぷらがよかったかなとか。
今日は月見。迷いがあるとだいたい月見のようだ。
「月見そばお願いします!」と言うと、茹で釜で蕎麦をほぐしながら茹でる様を見つつ、
茹でると言うよりも、蕎麦の麺をほぐして温める感じ。
じゃっと、麺を軽く湯切りして器に盛り、出汁、ネギ、玉子をトッピング。
見てると面白い。
「はいどうぞ」その言葉と引き替えにお代を渡す。
それまでの、蕎麦にありつく食べられる間が待ち遠しい、わずかな間なのに。
ぜんぜん固まりきれない玉子は最後くずして出汁に溶いていただく、
黄身のコンディションがいいと、器に口を付けて出汁を飲み干すときポコッと口に入れるときもある。
とにかく、迷っても玉子は美味しいんだな。
寒い中、温かいものを急に食べたので鼻水が不思議と出てくる。
いろいろと、こういうのが大好きなここの立ち食い蕎麦。